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今日も1人で映画行ってきました。
アメリカザリガニを頭に乗せて。おっと、これは嘘。
今日は「ヒミズ」を見てきました。
ヒミズは原作がマンガにもなっている。全部持っている好きなマンガ。ただただ絶望しかない暗いマンガ。マンガマンガマンガ。
好きなマンガなので期待のハードルは高かったのですが見事に越えてきましたヒミズ。
物語はというと、一言で言うのは難しいですが、
普通を夢見る中学生の日常がある事件をきっかけに一変。衝動的に親父を殺してしまった人生をオマケの人生とし、世間の害悪となる悪党を殺して行くと決める。絶望的な非日常の中でもがき苦しみながらそれでも平凡な日常を夢見る住田と、
ただひたすらにまっすぐな愛を溺れる程に住田に注ぎ続ける茶沢。
この二人の中学生のお話。
過激で生理的に受け付けないとのたまう人もいるだろうが、この映画の本質はもはやそんなものを超越しています。
エンターテイメント作品でありながら震災後という瞬間を切り取り、2011年の若者を見事に描いた文句無しの傑作。
「今」見なければならない作品です。
生涯ベスト級。
オススメです。
あと茶沢役の二階堂ふみがめっちゃ可愛いです◎
生涯ベスト級。
アメリカザリガニ級。
よいお年を。